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第237回「こんな不思議な夢を見ました」 |
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第237回「こんな不思議な夢を見ました」
カーテンが引かれ明かりのない、暗く雑然とした狭い部屋に膝を抱えて座り込む。 真っ暗な部屋。 いや、違う。 完全な暗闇ではなくちかちかと砂嵐を流す黒い画面。 唯一の部屋の光源は古びたブラウン管テレビだった。 「世界の遺跡紀行」と銘打たれたDVDのボックスから1枚取り出しセットする。 この部屋に似つかわしい誇りだらけのDVDデッキをスタートさせた。 途端に画面いっぱいに広がる緑の丘と青い空。たなびく白い雲。 画面の中の世界はこの部屋と相対的にどこまでも健全で。 青い草原とストーンサークルのように配置された遺跡。そして静かな声で神話と遺跡の紹介が流れ出し食い入るように見つめた。 後ろのベッドから人の気配。 ああ、母が起きてしまう。 せっかく見ていたDVDだが同室の寝ている母を起こしたくないとスイッチを切った。 そして残ったのはかすかな寝息と暗い部屋と膝を抱える私。
この世界紀行のDVDボックスは2万円ちょい。
他2点ほどボックスを購入していた。 この日見た夢2 真っ青な海とさんご礁。 目に痛いくらいの白い砂浜。 とその中の青々とした、ジャングル。 そんな島が点在するここをヘリから俯瞰する。 ちりちりと機体を焦がしていくような強い太陽を受けヘリの戸から身を乗り出した。 風が髪を大きく巻き上げヘッドホンをしていても痛いくらいのエンジン音が五月蝿い。 今眼下にある島で一番大きな生き物は週に一度儀式で訪れる周囲の島の人間達。 ・・・裏を返せばその日を外せば誰もいないということ。 この島で間違いない。 地図で確認してきた形と同じ形状。 パイロットに指示しゆっくりと機体を降下させていった。 この日見た夢3 2車線道路の上に大きく張り出した・・・街灯でも信号機でもなくビーチチェア。 その上には、20代と思しき小麦色に焼けた肌の金色の髪の女性が小さなビーチパラソルの刺さった青いカクテルをのんでいた。 下から見上げていても分かるきらきらとしたクラッシュアイスの輝きが少し羨ましい。 カリフォルニアのような気候のここではさぞ焼けて気持ちよかろう。 そんな事を思いながら、目に痛いほどの陽光を遮ろうと手をかざし道を横切った。 この日見た夢4 かつての友人から連絡あり かつての友人に連絡取る |
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